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パートナー 鈴木大輔

J-SOXの先に待ち受けるIFRS適用に向けて

鈴木 大輔

税理士法人平成会計社 パートナー
HSKコンサルティング株式会社 専務取締役

公認会計士・税理士
鈴木 大輔

上場会社においては、2008年4月1日以後に開始する事業年度から金融商品取引法に基づく内部統制報告制度(いわゆるJ-SOX)の適用が開始され、3月決算会社の皆様は新制度対応のプロジェクトが一段落した段階かと思われます。

内部統制報告制度のもとでは、一度構築すれば終了ということではなく、制度適用2年目以降も毎期運用状況の評価(テスト)を行い、有効性を検証して必要な改善を実施するというプロセスを継続しなければなりません。また、内部統制は、経営環境や企業活動(事業内容)の変化によって直接影響を受けるため、毎期見直しを行う必要があります。

このように、内部統制報告制度への対応だけでもかなりの負担を強いられている状況かと思われますが、すでに次なる難関であるIFRS(国際財務報告基準)対応が待ち受けています。わが国にIFRSが強制適用されるかどうかの結論は2012年に出されますが、それまでの間にもIFRSへのコンバージェンス(収斂)の流れの中で新会計基準の適用ラッシュを迎えます。

新会計基準対応だけでも頭の痛いところですが、国際的な動向から2015年または2016年にIFRSが強制適用される可能性が高いと言われており、仮に強制適用が決まった場合には、これまで準拠していた会計基準や作成してきた財務諸表が根本的に変わるだけでなく、日常業務や情報システムへの影響も想定されるため、連結グループ全体を巻き込んで早い時期から時間をかけて計画的に準備を進める必要があると考えられます。

当社では、新会計基準へのコンバージェンス対応サポートのみならず、IFRS強制適用に向けた対応を進めるためのプロジェクトを強力にサポートいたします。まずスタート段階としては、社内研修のサポートやプロジェクトチームへの参画、社内体制構築やロードマップ作成のアドバイザリー、適用時の影響シミュレーションなどにより、来る日に向けた準備作業の基盤固めをサポートしてまいります。また、準備の過程で相当程度の人的資源の不足が懸念されるところですが、当社は、単なるアドバイザリー業務だけでなく、必要な作業そのもののサポートやアウトソーシングの受託を行います。

これからの10年間、会計の世界は従来の概念が通用しないまさに激変の時代を迎えようとしています。こうした荒波をスムーズに乗り切って事業活動を成功に導いていただくことができるよう少しでもお役に立つことができれば幸いに存じます。